サトウアトリゑ

satoatorie.net


24年04月29日(月)

3月末から怒涛の日々をなんとか乗越え、ようやくGWに辿り着きつつある。

新しい職場の初めて且つ並列的に進む業務は、多動性の強い自分にとってかなり高負荷故、自律訓練法やマインドマップなどを利用して精神を中立に保ち、平静さを維持する工夫をしている。

GWは小田原の江之浦測候所という杉本博司が設計したランドスケープを見に行く。ついでに静岡へも帰省する計画だ。GWが明ければまた忙しくなる。束の間の休息を愉しみたい。

24年03月23日(土)

来年度から終に大学卒業以来の複業生活と決別し、一処での勤務となる。この選択で多忙となるのか、逆に負担減となるのか、まだ想像がつかない。勤務開始後、此処に何を綴ることになるだろうか。

24年03月03日(日)

独善的Chromebook×Mac対決。Chromebookに軍配が上がる(Macの勝利は処理速度のみ)。

起動速度

Chromebook > Mac

処理速度

Mac > Chromebook

バッテリー駆動時間

Chromebook > Mac

サイズ・重量(小ささ・軽さ)

Chromebook > Mac

24年02月28日(水)

これまできちんと試したことのなかった「自律訓練法」という自己催眠法を昨晩試してみた。思いの外効果があったので、備忘録として下記に手順を残すことにする(「」は心の中で唱える言葉)。

背景公式

第1公式

第2公式

消去動作

以上。

24年02月27日(火)

これまでMacで行っていたWebサイトの更新が、Chromebookでもできるようになった。Linux開発環境をオンにすれば、Linux版のFilezillaをインストールできることがわかったのだ。ますますMac離れが進んでしまうとともに、改めてChromebookの可能性を感じている。

24年02月25日(日)

左カラムのメニューの構造を少し変えてみた。クリック(タップ)すると詳細が開くアコーディオン式のメニューにした。ずらっとリストが並ぶ以前のものよりも、幾らか見易くなったかと思う。手遊びに「ゑ」の文字もアイコン風に表示し、「サトウアトリゑ」の紹介文も挿入してみた。本当に無為だ。でもそれで良い。日日是好日也。

24年02月11日(日)

自分が漢文に求めるのは文字(漢字)による日常の構造化だ。

今日、その一助となりそうなWebサイトを見つけた。

漢文翻訳練習ブログ

形式面においては、毛筆による運筆のリズムを利用して、字形の構造化(様式化)を達成できたと言える。

次の課題は、漢文を利用して、内容面においても同様の成果を上げる事だ。漢字の持つ表語力・造語力を最大限に利用できるように、上記サイトや、これまでに購入した書籍を活用し、漢文の構文を自家薬籠中の物としたい。

24年02月02日(金)

「超漢字V」というWindows上で動く国産OSがあることを知った。

超漢字

「超漢字」というネーミングや、実身/仮身というハイパーリンク概念が面白い。使ったことはなくても、ワクワクしてくる。macOSやWindowsなどの主流から外れたオルタナティブなOSの世界は興味深い。

少し前に面白いと思ったのは、Chromeなどのブラウザ上で動く擬似OS「VisiOS」だ。まるでアプリやファイルのようにブックマークを管理できる拡張機能で、とても便利で楽しい。自分もChromeにインストールして利用している。

VisiOS

馬鹿らしいと思うかもしれないが、実はこのWebサイトも、自分だけのOSのような何かを夢見て作成している。文系の浪漫以外の何者でもないことは重々承知している。でもこうして無為に何かを作り出す行為が、閉塞感のある日常に救済の扉を開くのである。少しずつでも改良を続けて行きたい。

24年01月31日(水)

案じていた甲状腺の細胞採取検査は無事終了した。

穿刺針は長く太めの針だったが、そこまで痛くはなかった。異物が首に入っていく感じだ。ただ緊張していたので、迷走神経反射なのか、少し気分が悪くなった。痛みや気分の悪さはすぐに治ったが、なんとなく心労で一日あまり元気が出なかった。

まだ週の初めだが、疲れている。早くまた週末になって欲しい。

24年01月30日(火)

今日は甲状腺疾患専門の医院に行く。

前回の通院時、バセドウ病治療の一連の検査の中で、首に僅かにしこりがあることがわかった。エコーを見る限り、おそらく良性のものだが、念の為再検査の必要があると云う。採血のように首に針を刺して、当該部位の細胞を採取する検査だそうだ。

検査結果も気に掛かるが、差し当たって首に針を刺すその検査自体が憂鬱だ。早く終わって欲しい。

24年01月26日(金)

やっと金曜日だ。日々が終わることを常に待ち続けているような精神状態は良いことではない。少しでも愉しみ、救いを未来に見出さなくてはならない。

昨日、ChatGPTに音声チャットがあることに気付いて試してみた。利用しているのは無料版で、iPhoneのアプリ上で試してみたのだが、反応もそこまで遅くはなく、会話を認識する精度も高い。無料版でここまでできるのなら、有料版を契約してもいいのではと思ってしまった。

この「朝Mac」にしても、自分にとってコンピューターのある暮らしは細やかな愉しみ、救いなのである。幼い頃の未来への憧れ、コンピューターへの憧れが、ある種のノスタルジーとして、今の自分を慰め、救っているのだ。

24年01月25日(木)

永井均『西田幾多郎 言語、貨幣、時計の成立の謎へ』をまた読みたくなった。

永井先生の著作では、近著の哲学探究シリーズの方が、もっと議論が深まっていて読み応えはあるが、文庫化されておらず、気軽には読みづらい。文庫化されていて気兼ねなく読める『西田幾多郎』は、自分にとって永井哲学の〈私〉の哲学を思い出すためのリマインダだ。

今日も4時半起きで、今から仕事に向かう。

24年01月24日(水)

人間の意識は受動的であるという受動意識仮説から考えてみるに、ヴィパッサナー瞑想は「意識して行なう」ことにではなく、「(既に)行なっていることを意識する」ことに気付き、ラベリングすることが大切だろうと思う。

24年01月23日(火)

今月8日にOK通信のWebサイトをこのサイトの右フレームに表示されるようにしたばかりだったが、やはり画面も小さく、表示も崩れるので、左カラムのリンクは、普通にライブドアブログにリンクさせることにした。また「ウェブサイト」から「ブログ」という表記に変更した。

24年01月22日(月)

Webサイトの行間などを微調整した。このような微調整の繰り返しで、開設時よりも自分が望んだレイアウトに少しずつ近づいているかと思う。

本当に無為なことだが、これで良い。

また一週間が始まる。心を平静にして仕事に向かう。

24年01月21日(日)

今思い浮かんだ、自分の興味がある事を列挙してみる。

以上の文字列を繋げて、無理矢理に自己理解の助けとしてみるならば、

「瞑想、哲学など目に見えない人間の精神活動を、文字、落書、漢詩などの目に見える記法に置き換え、PCによって整理すること」

に愉しみを感じるということなのではないか。

それはまさにOK通信の目的そのものだと改めて感じた。

24年01月20日(土)

夢を見た。ただ一方的に進行する映画のような夢ではなく、自分の思った通りに変化するような夢だ。そういう種類の夢は、以前にも幾度か見たことがある。

そんな夢を見た後は、夢から覚めても、現実も夢の一つであるような、どこかふわふわとした気分が残っていて、少し穏やかな心持ちで日常を過ごせる。

「現実も夢の一つではないか」という疑念は、日常に大きな救済を齎してくれる。その疑念はいずれ信念へと変わるだろうという漠然とした期待が、自分の生きる希望であると感じている。

24年01月19日(金)

朝、仕事前にこうしてMacを開いて、Webサイトを更新するのは今日が初めてだ。

紙に言葉を手書きすることで心の平静を感じるのと同じく、PCでテキストを打つことにも同様の効果を感じるのではと思い、試してみたかった。

最近、せっかくの休みであっても、うっすらと不安が心を覆っていて、疲れを手放せずにいる。4月から始める新しい仕事への不安が原因かと思う。新しい仕事は恐らくとてもストレスが溜まる種類の仕事なので、今のうちに心を平静に保つ訓練、日々の生活に救済領域を開削していくことが必要と考えている。その一環としての「朝Mac」である。

朝は時間がない。そろそろ家を出なければならない。それでもこうして無為にキーボードを叩き、思考を整えることに何かしらの救済があると信じたい。

24年01月18日(木)

昨年の12月にChromebookが壊れ、新しいものを買って以来(その後、画面修理をしたので新旧2台とも現役となった)、Macを使う機会がより少なくなってしまった。

自分が今使っているのはMacBook Air Early 2015(4MB)なので起動も遅く、バッテリー持ちも良くない。なのでついつい起動も早く、駆動時間も長いChromebookを使ってしまうのである。せっかくiPhone、Apple Watch使いなのに勿体無いと思う。いっそスマホもChromebookに合わせてAndroidにしようかと思うこともあるが、長くiPhoneを使っているので二の足を踏んでいる。

Chromebookに寄せていくというより、もっとMacを使いやすくし、利用価値を高め、使用頻度を増やしていきたいものだ。

24年01月08日(月)

左カラムの「OK通信」の「ウェブサイト」をクリックすると、昨年に作成したまま放置していたOK通信のWebサイト(ライブドアブログ)を、このサイトのフレーム内に表示できるようにした。

div要素にclass属性を使用して、OK通信用のスタイルを適用する方法を考えたこともあったが、結局のところ、既存のサービスを利用した方が更新やカスタマイズも容易だからだ。単純にリンクを貼って、直接見るのに越したことはないが、このサイト内にOK通信を格納したいという個人の趣味を優先し、試してみた。

正月休みも終わり、明日から本格的に仕事が始まる。少しでもこの日常に浄土を開削する方法を模索しながら生きていきたい。

23年12月30日(土)

17日に書いた最近の関心事、漢詩についての進捗。神保町で太刀掛重男著『だれにもできる漢詩の作り方』を手に入れたので、手遊びに五言絶句を2首作ってみた。


本に掲載されている詩語表から、なんとなく雰囲気のある熟語を選んで、韻や平仄のルールに従って組み合わせただけで、予め詩想があって作ったわけではない。意味が伝わるのかどうかもわからないので解説は控える。とりあえず今は、悩み過ぎず、淡々と数を増やして行こうと思う。

23年12月18日(月)

今日は講師に行っている学校の今年最後の授業だった。ホッとしたのも束の間、私物の授業用Chromebook、Lenovo IdeaPad Duetを落として画面を割ってしまった。画面割れぐらいならと思っていたが、ひび割れが全体に広がってしまっていて、タッチが反応しない部分があった。キーボード装着状態でも、ひび割れのせいか、画面の意図しないところが反応してしまって、思うように操作できない。2020年発売のモデルで、これまでも落としたことがあったが、特に問題なく使えていた。勿体無いことをした。

しばらくMac一本で行こうかとも思ったが、色々と悩んだ挙句、学校での使用と起動スピードを考えるとやはりChromebookがないと不便だという結論に達して、2021年発売のASUSのChromebook、Detachable CZ1をAmazonで購入することにした。ミルスペックを売りにしたデザインで少し重そうだが、壊れるより良い。ChromeOSデバイスの自動更新ポリシーは2031年までであと8年もある。それで26000円ならば良いかと思っている。最悪来年1月末まで返品も可能のようなので、とりあえず使ってみて考えることにする。明日商品到着予定のようなので楽しみだ。

23年12月17日(日)

ここ最近の興味は漢詩だ。Wikipediaの頁「熟語(漢字)」を読むと、漢字がその表語性と造語力の高さ故に、少ない字数でイメージを定着できることがわかる。その漢字がパズルの如く組み合わさって作られる漢詩というものに浪漫を感じた。これまで全く興味のなかったジャンルだが、少しずつ勉強している。飽きずに少しでも形になれば良い。

23年12月05日(月)

OK通信の情報を、専用のWebサイトを作らずに公開する方法を模索してみた。

OK通信表示テスト

OK通信からサトウアトリゑにメッセージを表示するテストを行っています。OK通信は美の浄土から現実世界へ向けての通信です。

画像表示テスト

…とこのような形でサトウアトリゑとOK通信の両方をこのWebサイトに同居させてみてはどうか。だからどうしたということもないのだが、こういう些細なことに休日の愉しみを見出している。

23年11月23日(木)

少し前にWebサイトのデザインを更新した。ただ、かなり色々と試行錯誤した後に、あまり余計なことはしない方がいいと、更新前のシンプルなデザインがベースの軽微な変更のみに留めてしまったので、ほぼ変わっていないように見えるはずだ。

昔のWindows風

Netscape Navigator風

Vaporwave、Y2K風

どれも気に入ってはいたものの、だんだんと所詮模倣は模倣でしかない気がしてきて、結局現在のシンプルなものに戻してしまった。

現在のデザイン

フォントに設定しているワープロ明朝そのものの面白さも白背景の方が活きる気もしている。とは言っても、また気まぐれに変更するかもしれないが。

23年10月15日(日)

今日は試しに手書きノートアプリ「Goodnotes」で作成したノートを以下に公開してみた(まだ「実験的機能」のようだ)。

Web公開テスト

Webからは閲覧のみのようだが、開いた人がGoodNotesアプリをインストールしていたら、編集もできてしまうのだろうか。誰かアプリをインストールしている人がいたら試してみて欲しい。

23年09月18日(月)

「次にこの日録を更新するのは引越し後になるかもしれない。」と予測した通り、その引越しからさらに約1ヶ月を経ての更新となった。「無事に引越せているだろうか」に対する答えはYESでもあり、NOでもある。引越し直前に流行病のコロナウイルスに罹患してしまったからだ。周りの罹患した人に聞いた症状と比べると、比較的症状の軽い方に分類されるだろうが、喉の痛みから始まり、発熱、頭痛、筋肉痛など、数年ぶりの病気に輪をかけて夏と引越しが重なり、なかなか大変だった。YESでもあり、NOでもあるというのはそういう意味だ。人生というのは本当にわからない。

引越し自体は身近な人の支えもあってなんとか乗り切り、新居では快適に暮らせている。建物は古いが中身は入居前に完全リフォームされていて新品、広さも十分にある。以前の街と違い、近所に商業施設も少なく、家の居心地がいいので、無為に出歩くことも少なくなった。暮らしが変わると気持ちも変わることを実感した。とは言え、部屋の整理はまだまだだ。開けていない段ボールがいくつも積み重ねられている。放置しておくとまた以前と変わらぬ状態になりそうなので、休みを利用して徐々に環境整備を進めていきたい。

※言い訳になるが、以上の理由から、OK通信の更新が全くできていない。近日中に何かしらを公開したい。

23年08月06日(日)

今月末、大学入学以来18年住んだこの町を引越すことにした。卒業と同時にアパートは変えたものの、大学時代からずっと同じ町に住み続けられる腰の重さや、自分の変わり映えのなさに呆れてしまう。今これを書いているカフェの外を夏祭りの神輿が掛け声と共に過ぎていった。色々な感慨が湧いてくる。新しい町はこの町と違って小さな町だ。次にこの日録を更新するのは引越し後になるかもしれない。無事に引越せているだろうか。どんな暮らしが待っているだろうか。引越し後の自分はこの文章を読み、何を感じるだろうか。

23年07月17日(月)

左カラムに「社交媒体」を追加。当初の計画ではこのWebサイトは閉鎖的自己完結型にしたかったのだが、 YouTubeを始めてしまったこともあり、ソーシャルメディアのリンクを貼り付けることにした。今後はそれぞれのメディアの役割を整理しつつ、このWebサイトの基盤としてのあり方を考えたい。

23年07月06日(木)

左カラムに「過去部録」を追加。以前のlivedoorブログ「毎日野帳」にアクセスできるようにした。それと並行してEvernoteでブログを作成できるPostach.ioというサービスで投稿していた「独房部録」も追加したかったが、記事タイトルに日付を追加しないとHTMLにエクスポートする際に、記事が名前順で並んでしまうという問題が発生したので今回は中止。時間がある時に記事に日付を入れて試してみたい。

23年06月25日(日)

新しく開設したYouTubeチャンネル「OK通信」。現時点まだ4本の動画しかアップロードしていないのでどんどんアップしていきたい。どんな企画がいいか案じるよりも、とりあえず思いつきを形にしていくのが良さそうだ。その中でピンとくるものがあれば継続していけばよい。

—現在公開中の企画—

どれもこれも自分の居場所探しのような企画だが、ごく僅かでもこの趣味に賛同してくれる人がいることに期待したい。

23年06月15日(木)

一昨日、ようやく重い腰を上げてYouTubeチャンネル「OK通信」を開設した。偶然にも開設日が6月13日(613=無意味)というのは何かの因果なのかもしれない。左カラムの一番上からアクセスできるようにリンクを貼った。あまり肩肘を張らず、洗練させ過ぎず、素描的な精神を大切に、細く長く続けられたら良い。1月に作ったOK通信のWebサイトは、いずれ絵画教室を始めた際に活用することにするので一旦保留。

23年06月11日(日)

今週火曜は画家の横山大河くんと上野の東京都美術館で開かれているマティス展に行った。その後、彼が配信しているYouTubeチャンネル「横山ラジオ」にゲストで呼んでくれるということで、小雨が降る中、上野公園でその収録をした(公開は6月末とのこと)。マティス展の感想や、美大を出てからのことなどについて話した。公開後にはこちらにリンクを貼る予定。

それとは別に、某文房具会社のWebサイトで商品に関する自分のTwitterの投稿を取り上げて掲載してくれるようなので、それも掲載後にリンクを貼りたい。文房具関係では、過去にもコクヨさんのWebサイトの測量野帳(測量士用のノート)に関する特集で、自分の測量野帳を掲載してくれたことがあったのを思い出したので載せておく(「100人100の野帳(No.51の記事)」)。せっかく色々と人目に触れる機会が増えているので、重い腰を上げて少しずつでも自分の表現活動を行なっていかなければと思う。

23年05月28日(日)

スマホの普及によって、携帯電話の体をなした小型コンピュータが常に手元にあり、時間・場所を問わずインターネットにアクセスできるようになった。かつては自宅でPCを開き、デジカメで撮った写真を保存し、ブログに公開…といったステップを踏んでいたことを思うと、十数年でコンピュータとの付き合い方はすっかり変わってしまった。

今にしてみればそんな少し不便な時代の方が良かったのかもしれない、と贅沢にも思う。自分にとってコンピュータは今よりもずっと特別な存在だったし、それ故PCに触れること自体がとても楽しかった。けれど今はわざわざPCを使わなくても、インターネットの情報はおろか、クラウドに保存してあれば自分のデータでさえ、スマホで見て事足りることもある。インターネットに繋がっていなくても面白かったPCのそもそもの使用頻度が減ってきている。生活の中にコンピュータが溶け込んできている。「ユビキタス」という言葉が最近あまり言われなくなったのは、もう既にそれが実現してしまっているからだろう。

いつでもどこでも情報にアクセスできることは便利な反面、情報過多となる弊害もある。特に自分のような少し多動気質の人間には、日常に遍在する過剰な情報がノイズになると感じることも多い。スマホでもできなくはないこのWebサイトの更新を、わざわざPCに保存されたhtmlのテキストを編集して行なっているのは、「今ここにあるPC」、「今ここにあるデータ」という物理的な感触が記録の基点となることに安心感を覚えるからである。

多量の情報ノイズから身を守るために、今改めてPCという物理的な存在を捉え直すことはとても重要なことだと感じている。

23年05月13日(土)

毎日がなんだかんだと忙しなく過ぎていき、先週のイベント「文字の話をしよう#6」についてまだ何もまとめていない。

今週はそこで紹介されていた、高幡不動尊の千社札、北区飛鳥山博物館「春期企画展 I♥スーパー…スーパーマーケットのチラシにみる昭和」を見に行った。ぎゅっと敷き詰まった沢山の文字を見ると心が安らぐ。

今日はやたらに眠いので、とりあえずイベントのライブ配信動画を載せてお茶を濁すことにする。

23年05月07日(日)

先日、WebサイトをXfreeからさくらのレンタルサーバに移行し、独自ドメインも取得して、「satoatorie.html.xdomain.jp」から「satoatorie.net」に変更した。それによって気持ちもスッキリと整った。

軽くなった心で昨日は大田区池上の「文字の話をしよう#6」というイベントに参加した。先月から気になっていたが、仕事が定時に終わるか不安だったので、予約に二の足を踏んでいた。しかし仕事も問題なく定時で終えられたので、当日予約をして参加した。とても実りあるイベントだったので、その様子は整理してから改めて書くことにする。

23年05月03日(水)

23年05月02日(火)

23年04月30日(日)

23年04月27日(木)

Webサイトの構成を大きく変えた。トップページの目次をなくし、思い切ってかつての「日録」をそのままトップページにした。左カラムから日付を選択して、右カラムにその日の日記を表示するという構造が気に入っているので、この構造縛りでコンテンツを追加していったら面白いのではないかと漠然と考えている。気長に少しずつ改良して行きたい。

23年04月19日(水)

23年02月19日(日)

昨日、最近話題のAIチャットサービス「ChatGPT」のアカウントを作成して弄ってみた。思いのほか自然な会話ができる上、作成したいWebサイトのイメージを文章で指示するとHTMLまで生成してくれるのは驚異的(脅威的?)であった。

試しに次のような文章をChatGPTに入力してみるとものの1分ほどでHTMLが生成された。

キッドピクスのような描画機能を備え、且つ描いた画像を保存できるウェブサイトのHTMLを教えて

その生成されたHTMLで作ったページがこれだ(文字化けしていたのでmeta charsetは追記したがそれ以外はそのまま)。

キッドピクス風お絵かき

※スマホやタブレットのタッチパネルではうまく動作しなかった。ノートPCのトラックパッドでは描画することができた。

そして下がこのページで描いて保存された画像。

きっともっと細かく上手に指示してやれば、より複雑な機能を追加することもできるのではないかと思う。何もかもChatGPTにお任せで自分は呆けてしまうというより、ChatGPTが生成した結果をお手本に効率的にHTMLの学習ができる可能性を感じた。今後も色々と弄って試してみたい。

23年01月29日(日)

今日の休みもあっという間に終わってしまった。先週の日曜は表参道へ大学の同級生だった猪原秀陽さんの展示、水曜は仕事前に渋谷のBunkamuraギャラリーへ鮫島大輔さんの展示、東京ステーションギャラリーの佐伯祐三展、あざみ野へ同じ職場のさとう季さんの展示、今日は府中市美術館の諏訪敦展と今週は色々と展示を巡った。ただ結局のところただ人生の救済のために行っているような気がして虚しい気持ちになった。OK通信の構想も全く進展していない。自分はどこに向かっていくのだろうか。

23年01月14日(土)

日付は土曜だが実際にこの文章を書いているのは日曜の午前1時すぎだ。例によってコインランドリーで洗濯物の乾燥を待ちながら書いている。夕飯はほとんど食べていない。仕事帰りにカレーパンを歩きながら食べ、家で粉末出汁をお湯に溶いて乾燥具材を戻して啜った程度だ。だから腹は減っているが時間も時間なので帰ったら食べずに寝てしまうのが良いのではないかとも思う。月曜日の仕事の準備は帰りの電車と家で終わらせたので心は平穏である。穏やかな心持ちで1日の終わりにこうして静かなコインランドリーで独り過ごすのは嫌いではない。明日は休みだ。のんびりと過ごしたい。

23年01月10日(火)

高校の美術の教科書に載っていて好きになった絵がある。ベン・シャーンの作品で、題名は「All That Is Beautiful」。日本語では「美しきものすべて」。

現在構想中のオンライン絵画教室OK通信のWebサイトで、OK通信の名前の由来を柳宗悦の言葉「拙くとも拙いままに皆美しくなる」を引用して、OK通信の名前には、本来的には自らの表現すべてが「OK(オッケー)」であるという意味を込めていると書いた。

その時に先のベン・シャーンの絵を思い出した。美しきものすべて。全てはやはりOKなのだ。そのままで皆美しいのだと。

昔と今とが繋がったようで嬉しくなった。

23年01月08日(日)

1月3日にAmazonで注文していたAmazon整備済み品のMacbook Air Early 2015(11インチ)がようやく届いた。中古なのでやや汚れているのは仕方あるまいと思っていたが、ダメもとでアルコールをつけて布で拭いたら思ったよりも綺麗になった。開封直後のOSはYosemiteだったので、El Capitan、High Sierraと高みを目指して段階的にアップデートを繰り返して、機種の限界のMontereyまで登りつめることができた。2時間以上かかったので、その合間にASUSのT90chiもWindows8.1から10へとアップデートした。待ち時間が長かったので確定申告の帳簿作成も進み、比較的満足のいく休日の過ごし方ができて良かった。

ASUS T90chiとMacBook Air

23年01月01日(日)

またしても前回の日録から間が空き、年も明けてしまった。日録は更新していないが、サイト自体には少しずつ手を加えており、見やすいかどうかは別として、最初に比べると意図した形に徐々にトランスフォームさせている。一番最初に書いた通り着実に「タグを打つという原始的な方法でWebサイトを作ることを試みている」のである。今年もタグを打つように少しずつ「いいこと考えた!」を繋げて、実人生もより良く改良していきたい。

22年11月13日(日)

22年11月06日(日)

22年10月30日(日)

22年10月27日(木)

22年10月18日(木)

生きていると自分も含めた人間の強欲さにうんざりすることがある。そんな時、柳宗悦の『美の法門』を読むと心が落ち着く。

「実は救われているのに、苦しんでいるのである。苦しむから救われるのではなく、救いが果たされている中で悩んでいるに過ぎないのである。」

まさしくそうだと感じる。そう考えると悟るということすら一体何なのかわからなくなってくる。苦しんだから何なのだ。悟ったから何なのだ。結局のところ、そもそも「これ〈私〉は一体なんなのだろうか」というタウマゼインに包まれてしまう。そうすると少し気持ちが楽になる。

辛くなった時は、この困惑にも似た感覚を思い出し、前向きに生きるカンフル剤としたい。

2022年10月15日(土)

2ヶ月も間が空いてしまった。Twitterのように、一言でも良いので継続したいものだ。

最近父がYouTubeの水彩画を教える動画に夢中になっているようで、LINEでその動画を紹介してくる。お前もやってみればいいじゃないかと。

大したものではないが、自分も以前、絵画教室の広報用や図工の授業のためにいくつか動画を作ったことがあるので、その面白さはわかる。ただ毎回新しいコンテンツを作っていくのはなかなか難しい。こういうのは継続が大切だろう。

だから例えばken ichi takagiのようなものがいいなと思う(自分を含めてチャンネル登録者が2人というのも良い)。

チャンネル名は「OK通信」がいいんじゃないか。技法を教えるのではなく、描く愉しみ、draw"ing"の愉しみをただ記録する。柳宗悦の言う「拙くとも拙いままに皆美しくなる」ような美の浄土へと誘うチャンネル。全てがオッケー、OK通信。

22年08月04日(日)

現役で使っている7年前のPC,ASUS T90chi。Windows8.1から10へと、今日アップグレードを試みたが失敗。半日使ってしまった。古いPCだがUMPC好きからはVAIO typePの再来、と評価する声もあったようだ。ポインティングデバイスがなかったり、microUSBだったり、使いづらいことはたくさんあるが、なによりも小さくて持ち運びやすい。新しいPCを買うまで使い倒して天寿を全うさせたい。

T90chiと自作のUMPCならぬUMWP(Ultra Mobile Watercolor Palette)

22年07月24日(日)

久々の更新になってしまった。「倉庫」ページを作り、これまで作った本当に無為な折本のZine「折Zine」のPDFを置いた。Zineに限らず、製作物の置場として利用したい。

22年07月10日(日)

疲れが溜まっていて更新がだいぶ区々になってきている。一昨日、ふと思い立って昔の携帯電話(所謂ガラケー)の画像をSDカードからクラウドへコピーしてみた。240×360という待受画面サイズの画像(QVGAというらしい)が240枚ほど携帯本体とSDカードに保存されていた。1枚のファイルサイズが40KBないという低解像度の画像が今風に言えばとても「エモい」。以前、昔のMacでよく見たディザリングされた画像が撮れるiPhoneのアプリに少しハマったことがあった。その画像もとてもエモかったのだが、結局はエミュレートされたイミテーション感が否めなかった。しかし今回の画像は「本物」である。面白いので昨日からガラケーを持ち歩いて時々「写メ」を撮っている(折りたたみ式携帯を開いて撮影対象にかざす行為や、妙に甲高いシャッター音が思いの外恥ずかしい)。ただSDカードをいちいち本体から取り出して、PCに繋いでクラウドにアップするという作業がいるのが難点だ。そういったわけなので昨日今日で撮ったものはまだ公開できないが、12年前の画像をお慰みに下へ貼り付けておく(ちなみに保存されていた画像で1番古かったものは大学に入学した2005年のものだった)。

2010.11.03

※追記:実はこの画像の場所は現在の勤務先の一つである。しかもこの遊具は今夏に取り壊されてしまう。そういった意味でもかなりエモい画像である。

※追追記:今日からサイトの更新を有料のFTP接続アプリ(FTPManager Pro)を使って行なっている。ファイルを直接テキスト編集できる機能もあってとても快適だ(これまでもいくつかアプリを試したがなかなか接続がうまくいかず、泣く泣くサーバが提供しているファイルマネージャを使って更新していた)。これを機にサイトの充実をさらに推し進めていきたい。

22年07月04日(月)

静かに生きたい。「知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」。夏目漱石の『草枕』の冒頭部分だ。これほどまでに生きづらさを適切に表現した言葉もないだろう。とにかく人と人とが交わると煩わしさが生まれる。これを逃れるには死ぬより他はない。「どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る」。まさに。ふと思い出して引用したのだが、帰ったら久々に『草枕』を開いてみることにしよう。

追記。唐突だが小坂忠の曲を思い出したので詞を一部載せておく。

ありがとう

ありがとう 君の気まぐれに ありがとう
ありがとう 君のでたらめに ありがとう

お世辞も皮肉の言葉にも
ただ どうもどうも
口から出る言葉は ただありがとうだけ

ありがとう 君の嘘っぱちに ありがとう
ありがとう 君のうす笑いに ありがとう

お世辞も皮肉の言葉にも
ただ どうもどうも
口から出る言葉は ただありがとうだけ

どうです僕は 大地のように
関わるすべてを 受け入れるフリ
だんだんバカに なってゆくのです

(作詞・作曲/細野晴臣)

22年07月03日(日)

また日曜だ。昨日はなんだかもやもやとした気分と疲れが重なってしまい、更新を怠ってしまった。今日は午前にコインランドリーに行き、帰りしなに気になっていた昔ながらのラーメン屋に寄って帰宅。ゴロゴロとした後、先週の日曜日は定休日だったカフェに来た。最近の愉しみはこのカフェで過ごすことぐらいしかない。何かもうこのようなささやかな幸せが続きさえすれば良いのではと思えてくる。生きるとは、幸せとは何なのだろうか。

22年07月01日(金)

今日も無事に仕事が終わった。退勤間際に少しトラブルがあったが解決できてよかった。これまで大きな組織というものに属したことがなかったこともあり、全てが初めてで新鮮な気持ちで仕事ができていることは良いことだ。失敗もあろうが、一日一日何かしらの学びを得て前向きに生きたい。

22年06月30日(木)

異常な暑さが続く毎日。イライラとしてしまうことも多い。現在の自分のありのままの状態に気付くために、今一度瞬間瞬間にサティを入れてラベリングし、妄想を断ち切っていきたい。

22年06月29日(水)

Webサイトを更新した。「日録」が溜まってきたので別ページに移した。また閲覧するデバイスに合わせてサイトの表示が適切になるようにした。少しずつ改良を重ねていきたい。

22年06月28日(火)

ぐったりとしている。この重たい肉体を離れ、〈私〉を、いや〈私〉という情報に変換できないだろうかということを考える。誰だったかギリシアの哲人で「哲学は死の練習である」と言った人がいたかと思う。哲学の言葉遣いによって言葉を離れ、この世界と決別する。書く/描くことによって一旦自らを記号化し、この世界と決別する。そんなことができたらと思う。

22年06月27日(月)

とても暑い日だった。暑いと何もかもが面倒くさくなってくる。静かで涼やかなところに行きたい。現実にもこのサーバのような寂寞とした空間があればと思う。

22年06月26日(日)

今日は行こうと思っていた日本茶と中国茶のカフェが定休日だったので、仕方なくチェーンのカフェでBBS作成に取り掛かる。タグの意味をひとつひとつ理解しながら進めていると遅々として進まないが仕方がない。とりあえずPHP用のサーバにphpファイルを作り、form要素を入力して終わった。とりあえずメリハリをつけて進めて行かないとずっとやり続けてしまう。無理せず蝸牛の如く進めていこう。

22年06月25日(土)

やっと一週間が終わった。やっと、と言いつつもあっという間であった。昨日が先週の日曜日だったと言われればそんな気もしてくる。いつだったか、長かったように感じた夢が時計を見てみると実際にはほんの数分だったことに驚いたことがあった。しかし実際の実際は、現実も言語化によって開展してしまった一瞬の夢であると嘯くこともできるように思える。明日はまたお気に入りのカフェで読書でもしたい。

22年06月24日(金)

今日は無事に仕事が終わり、まだ日が高いうちに帰路に着くのはとても気持ちがいい。明日も無事一日が終わることを祈って寝る。

22年06月23日(木)

一週間の疲れが溜まってきている。今朝、BBSの自作について調べていたら、HTMLのみでは難しいようで、JavaScriptやPHPを書く必要が出てきそうだ。このサーバはHTMLのみの対応なので、PHPが使えるここと同じXfreeのサーバのアカウントもとりあえず利用を開始してみた。時間のある時に少しずつそちらも弄ってみたい。

22年06月22日(水)

午後からの仕事の前に明日の授業について考える。昨日は帰りが遅く疲れてしまい、あまりうまく睡眠を取れなかった。けれどこうして気持ちを切り替え、朝に考えを整理すると気持ちが少しクリアになって良いものだ。

そのおかげか、ふとこのWebサイトにBBSを設置することを思い付いた。初めの枠組がテキスト以外に何もないことで、何をしてもいい、ダメならまたやり直せば良いという心持ちでいられるのが嬉しい。いつになるかわからないが、このサイトが歪さと整然さの両方を併せ持った、サグラダ・ファミリアのような構築物となることを夢想する。

22年06月21日(火)

最近、永井先生(哲学者の永井均)の『西田幾多郎 言語、貨幣、時計の成立の謎へ』を携行している。暇があるとついつい動画などの易きものへ流れてしまうのを防ぐために隙間時間に読むようにしている。読むのは3度目くらいになる(とは言っても1度目はかなり前で忘却の彼方だから実質的には2度目に等しい)が、理解がなかなか追いつかない。ただ読む毎に〈私〉について思いを巡らすことになるので、瞑想状態に近い感覚を得ることができるように思う。現実感を弱めるためにも、今日のように仕事がうまくいかなかった日には良い。

22年06月20日(月)

知らず知らず世界を「私」によって内と外とに分けている。今こうしてキーボードを叩く「私」の外には乗客が電車に揺られ立っている。街灯が窓の外を通り過ぎる。駅名のアナウンスが聞こえる。しかし、虚心坦懐に見れば、画面を見、文章を考え、キーボードを叩くこの肉体より後ろを「内」と呼び、それより前を「外」と呼んでいるに過ぎない。その仕切りをなくしてしまえば、この肉体も電車の情景も皆「外」にあるようにも思える。

目を瞑ってみると今度は逆に、全て自分の「内」で起きているようにも思える。電車の走行音、駅名のアナウンスも全て「内」に生起している。内でも外でもない、内でも外でもあるような<私>を感じていたいといつもそんなことを考えている。

22年06月19日(日)

やっと休日だ。朝はコインランドリーで洗濯が終わるのを待ちながら、明日の図工の授業について考えて過ごした。昼は給食の余りのキムタクご飯(炒めたキムチとたくあんをご飯に混ぜたもの)と頂き物の手作り味噌の味噌汁(椀に乾燥わかめとだしの素を入れて味噌をお湯で溶いただけだが)、コンビニで買った味噌かつおにんにくを、ホームセンターの陶芸体験で作った皿(絵皿のつもりで作ったのでパレット型をしている)に載せて食べた。

家で少しだらだらとした後、14時前に家を出て近所の日本茶と中国茶のカフェに来た。先々週の日曜日に初めて入ったカフェだ。人が少なく静かでとても落ち着くので是非また来たいと思っていた。今日は暑いので冷茶の玉露を注文した。涼やかなウインドチャイムや規則的な振り子時計の音が心を落ち着かせてくれる。金曜日に買った新しい折り畳み式のBluetoothキーボードとマウスをテーブルに広げ、iPad miniにペアリングさせてこの文章を書いている。スマホに慣れてしまい、キーボードを叩いてまとまった文章を書くということをいつの間にかしなくなっていたことに気づく。推敲を重ねつつ少しずつ言葉を紡ぐことにさやかな幸せを感じる。

身も蓋もないことを言えば、人間の一生など食べて働いて寝て死んでいくだけだ。文字を書いたり、絵を描いたり、タグを打ったりといった無為な行為に愉しみを見出すことにこそ意味があると信じている。もう少しで日が暮れる。また一週間が始まる。来週も世界を全てが成就したものとして受け止め、心穏やかに(穏やかでなければ穏やかでないものとしてそのまま受け止め)過ごしていきたい。

追記;日録が増えてきたらページを分けるか否か検討

22年06月18日(土)

あらゆる行為が瞑想の手段だと考えれば、日々の煩わしさを軽減することができる。そう考えると、書くこと、描くことはもちろん、皿洗い、歩くこと、呼吸すること、悩むことさえもそう思えてくる。畢竟、この〈私〉であるという感覚すら、そう感じられたのならばそれが悟りだ。

22年06月17日(金)

タグを打つという原始的な方法でWebサイトを作ることを試みている。外部のサービスはサーバ以外には依存せず、テキストのみでWebサイトを構築してゆくことに自由を感じている。書くこと・描くこと同様、HTMLを「かく」ことも世界制作の方法のひとつである。ゆくゆくは折本のZineをPDFでダウンロードできるようなサイトにしたい。